Q1.会員にならないと願書添削を受けられないのですか。
願書には、これまでの子育ての方針を、ご両親の育ってきた経緯とともに反映させることが重要です。この作業をご一緒にさせていただくことが必要なので、私どもとのやりとりの中で、ご両親の真意をくみ取ることができると考えております。そのために会員制度をとらさせていただいております。ご相談を通じて、お時間をかけることが、よりよい願書の完成に近づくのです。
Q2.受験対策を始めるのはいつがよいですか。
受験対策に、早いも遅いもないと思います。行動観察は、毎日を過ごしていく中で身につけられたものがあらわれた"行動”なので、その意味では、生まれたときから試験に対する対策は始まっていると考えることもできます。
時期は問題ではありません。
Q3.どういう子どもが合格するのですか。
難しいご質問ですが、あえて申し上げるとするならば、ご両親がどうしても希望する幼稚園、小学校で学んでもらいたいという気持ちがある子どもが、合格するのだと思います。子どもは、生まれたときからの環境の中で育っていきます。何より、家庭の環境が基本です。毎日子育てを丁寧になさっているご両親が、我が子の現在の状態を把握していれば、我が子に合う教育環境を選び、あとは受験対策をたてるだけです。幼稚園や学校にお子様を無理に合わせる必要はありません。もちろん、謙虚な姿勢は大切ですが、自信を持って、受験に臨んでいただきたいと考えております。
Q4.何もしないで合格できますか。
うちの子は塾に行かないで受かった、何も対策しなかったのにご縁をいただいた、という話があります。お子様が幼児教室等に通われないで合格なさったときは、お教室と同じことがご家庭でもできる場合と、その上、周囲の環境に恵まれていて、周りからは遊んでいるようにみえても幼児教育がきちんとなされていた場合だと思います。本当に少数ながら、お教室等に通われていないお子様をお求めになる園・学校もございます。
しかし、どちらも、何もしないで合格できるといったものとは違うと明言できます。
Q5.雙葉、白百合、東洋英和の三校を受けたいのですが。
3校は、キリスト教のお嬢様学校のイメージが強いですが、雙葉、白百合はカトリック、東洋英和はプロテスタントであり、校風は全く違います。
学校が求められるお子さま、そして、それと同時に、求められる願書、ご両親の属性は違ってきます。ご相談いただければ、願書添削や面接対策を通して、その点をご一緒に考えることができます。
子どもが持つその良さを失わないで学校生活が送れるように、学校の選択は慎重にご検討いただきたいと思っております。
Q6.学費がかからない国立附属にいきたいのですが。
国立の附属は、内部進学の厳しさがあります。実際には全員が内部進学できるわけではないため、小学生のうちから大手予備校に通い始める方が多いのが現状です。中学校では、高校受験のため、1年生のときから早速、塾通いを始める子どもがほとんどです。結局は、私立に行かせるのと同じくらいお金がかかってしまうこともあります。
学費がかからないといった理由により志望するのでなく、学校ごとの特性を調べて、受験なさることをお勧めいたします。
なお、筑波小学校、お茶の水幼稚園・小学校、学芸大附属小学校は、試験を受ける前にくじがありますが、全ての抽選にはずれてしまう方は僅かですので、国立のメリットとデメリットを考慮に入れつつ、チャレンジは考えておかれるとよいと思います。 また、入学前までに通学区域内に引っ越せば入学を認める国立もございます。
Q7.小さいうちからお受験をさせるなんて、かわいそうではありませんか。
幼児期の子どもは、両親の導きによって、ペーパー等のお勉強も楽しみながら取り組むことができます。そして、受験に出題される問題は、何も机上だけで勉強すればいいものではありません。外に出て受ける刺激を、ご両親と共有することによって、子どもは生活や遊びの中からも多くのことを吸収していきます。これらの毎日の積み重ねが受験では評価をされるのです。
一方、中学受験のため、小学校の後半3年間も夜遅くまで、長期休みも費やして、ひたすら塾に通う生活を余儀なくされる現状があります。近年では、小学校1年生から大手の塾に通い始める方が多くなっているのが現状です。一貫校に通う子どもは、その間のびのびと力を蓄えることができるでしょう。
しかし、どちらがいいということはないのです。ご家庭の教育方針によって、選択なさることが大事です。
Q8.面接が苦手です。
面接を受けることは緊張するものです。それと同時に、幼稚園や学校側も、自分たちの教育方針に合った親子に入園、入学してもらいたいと、面接を行う側も緊張しているのです。しっかりとした対策をしていれば、恐れることはありません。そのためには、模擬面接は必要です。また、面接は発表ではないので、対策は必要ですが、それよりも対話を心掛け、ご家庭を自分の言葉で語ることができるよう、アドバイスさせていただいております。
Q9.講師はどのような方ですか。
スタッフは、自らも幼稚園、小学校受験を経験した受験経験者であり、附属校出身者でもあります。子どもだけでなく、三世代に渡って孫の受験を経験した者もおります。母校であっても簡単には受け入れてくれない学校もありますので、ご縁をいただくためには気を引き締めていかなければなりません。また、母校出身者であっても、あえて子どもを違う附属校に行かせた講師もおります。
Q10.願書添削のやり取りは何回くらい可能ですか。
一校につき回数制限はございません。ご満足いくまでやり取りをさせていただいております。
上記Q9で述べさせていただいたことにより、各学校にそった対策をすることができます。大手教室はもちろんのこと個人指導塾も、一回の添削のみというところもあると伺っております。また、先生は1クラスに何人もの生徒を抱えていることになるので、なかなか質問がしづらい状況にある方が多いと思います。私どものような個別にお答えできるバックアップ体制は、必ずやお支えになることと思います。